口内炎を引き起こす原因があると考えられます。口内炎になってしまう原因は、以下のようなことなどがあげられます。
●誤って口の中を噛んでしまうなどの事故
●ビタミンなどの栄養不足
●疲労やストレスなどによる体力低下
●口の中が不衛生
自分の生活環境の中で、これらの原因が当てはまる場合、口内炎になりやすくなります。まず、自分の生活や環境を見直し、当てはまることがないか考えてみましょう。特に、疲労やストレスは、生活や仕事などでたまっていくものです。夜更かしなどは避け、定期的に運動をしたり趣味を持つなどして、ストレスを発散させることも大切です。
また、口内炎になりやすい体質の人もいるといわれています。食べ物に関して、アレルギーのある体質の場合、アレルギーのある食べ物を食べると、口内炎が出ることがあります。また、とうがらしなどの刺激物や特定の薬を服用した時にアレルギーを起こし、口内炎になる場合や、金属アレルギーを持っている人は、歯の詰め物に反応してしまうこともあります。アレルギーによる口内炎は、アフタ性口内炎とは、ちがう現れ方をするようです。また、口の中の表面は、粘膜でできていますが、口の中の粘膜が薄い人は口内炎になりやすいといわれています。
口内炎になりやすい体質の人は、口内炎になる原因を作らないように、特に注意する必要があります。普段から、ビタミン不足にならないように、ビタミンB群を多く含んだ、バランスの良い食事を摂るように心がけ、夜更かしなどは避け、規則正しい生活を送りましょう。食後は歯磨きをし、イソジンなどの殺菌作用のあるうがい薬でうがいをするなどして、口の中を清潔に保ちましょう。また、口の中に傷を作ると、口内炎の素になる可能性がありますので、歯ブラシなどで、傷を作らないように注意しましょう。口内炎にならないように、気をつけていても、口内炎になりやすかったり、治りにくい場合は、他の疾患が隠れていることもあります。中には、重大な疾患もありますので、口内炎を繰り返したり、長引く場合は、病院で診察を受けましょう。