体質改善による口内炎予防
身体の「要」を強化するということは、体質を改善するだけでなく健康と若さを維持するために直接関係してくる重要な機能だといえます。“体内コンビナート”である肝臓はとても大切な臓器です。口内炎による体質改善と食物代謝「五カ条」としては次のとおりになります。まず食物などを摂取しやすい形にして肝臓へ運搬する機能です。
そして肝臓で各物質を十分に貯めることができる貯蔵タンクと機能の維持、貯蔵した物資を必要に応じ利用することができる物質に造り替える機能の維持、肝臓から送られて、全身で利用された後の物質回収能力の維持、肝臓による回収物質の再利用と過剰した分の処理機能の維持などです。次に原因の分らない口内炎とビタミン剤についてご紹介します。ビタミン剤の服用する意義と免疫低下について論議を呼ぶことがあります。
口内炎で悩んでいる方の中には、ビタミン剤を愛用する場合もあります。ビタミン剤を用いると口内炎にたいして本当に効果があるのでしょうか? 口内炎がよく出来る方のばあいでビタミン欠乏症と診断される場合は、全体の約10〜20%くらいです。血液検査をして欠乏症と診断されない限り、基本的に口内炎で服用しても無駄だということが解明されました。またビタミン以外でも口内炎に配慮した免疫力といえば完全必須アミノ酸の吸収、そして貯蔵、利用と代謝に配慮することが重要なポイントです。