口内炎の治療薬ステロイド剤とは?

口内炎になった時に使う塗り薬があります。塗り薬を使ったことがある人も少なくはないと思います。この口内炎の塗り薬は、どのような働きをしているのでしょうか?街頭インタビューなどでは、口内炎の塗り薬を使っているものの「効かない」という人が多くいたそうです。口内炎に悩むAさんも病院で処方された口内炎の塗り薬を使っていましたが「効かない」という感想を抱いていたそうです。

 

Aさんの薬は、口内炎の治療薬としては最も一般的なステロイド剤です。そして、多くの病院で処方されています。そこで、この薬で細菌を退治できるか実験してみあら薬があっても細菌が繁殖することがわかったそうです。しかし実は、この薬の効果は、細菌を殺すことではないそうなのです。傷や潰瘍で細菌が繁殖してしまうと白血球などの免疫細胞が戦いを始めます。

 

この戦いによって組織が破壊されることが炎症がおきてしまい、すなわち痛みとなります。ステロイド剤は、免疫細胞の働きを抑制してくれて痛みを和らげます。つまり、原因をなくすのではなくて、症状を緩和させるといった対症療法なのです。そのため、使い方によっては症状が長引くこともあります。